ブック放題のような電子書籍サービスって大体は専用のアプリがあります。でもブラウザでも雑誌やマンガは読めるので
アプリとブラウザは何が違うのか?
主にリーダーの部分、読みやすさとか変わってくるのかという視点で見てみました。意外と機能としてもできるできないの違いがあるので主だった部分を紹介します。
ダウンロードするかの違い
ブック放題のアプリとブラウザでの機能性において、重要な違いは1つだけです。
作品をダウンロードするかしないか。
アプリでは作品をダウンロードして読みます。ブラウザでは作品をストリーミングしながら読みます。この差が大きいです。
アプリの場合は1回ダウンロードしてしまえば、次からはデータ本体の通信はせずに読むことができます。ブラウザだと同じ作品でも毎回読み込むのでその都度通信が発生しますからね。
逆にアプリは必ずダウンロードされるという点がある意味ネックです。
もちろんアプリでもダウンロードする前に雑誌やマンガを開くとストリーミング(都度読み込み)してくれます。ただ裏ではダウンロードも同時に行っています。
ネックなのはダウンロードの保存先はSDカード等の外部メディアを選べないという事です。
スマホ本体に保存されます。ので本体の容量が大きくないスマホでは多くの作品はダウンロードできません。
その場合はアプリメニューからキャッシュ管理で予め保存できる冊数を少なく設定しておくのも手です(超えた場合は古いデータから削除されます。)
ビューワーの機能面での違い
リーダー(ビューワー)って実際に本を読む画面の違いについてです。
本を開いた状態で画面中央をタップすると機能が表示されます。
まずアプリの画面。

① ページサムネイルの帯。横にスクロールして好きな位置にページジャンプ可能
② ダウンロード進捗バー。勝手にダウンロードします
③ 本を閉じるボタン
④ 目次画面へ移動。タイトルを選ぶと該当ページにジャンプ
次にブラウザでの画面。

① 目次を表示。タイトルを選ぶと該当ページにジャンプ
② 本を閉じるボタン
③ ページバー。タップした位置のページへジャンプ
④ 横読み⇔縦読み 切り替えボタン
ブック放題のビューワーは余計な機能がなくシンプルです。特にアプリはなぜかできる事が少ない。
縦読み機能がブラウザのビューワーしかないので、マンガを縦読みに慣れている人はブラウザで読んだ方が良いです。
因みにページめくりはスワイプとタップ(左右の位置で、ブラウザで縦読みは上下の位置)が可能。
アプリではタップ時のページめくり速度は遅め、ブラウザの方が速いです。
そんなわけで読みやすさについては個人的にはブラウザの方が速く読めるので好きですが、何度も読む本はアプリでダウンロードした方が良いです。
アプリオリジナル機能「本棚シェア」について
ブック放題のアプリだけに存在する機能があるので紹介します。ブック放題のオリジナル機能です。
知らない人の本棚をシェアできます。
最初は何の事かピンとこなかったのですが、実際やってみるとなるほどと、ちょっぴり面白いです。
本棚シェアのボタンはアプリ画面の右上にあります。

初めに自分の簡単な情報を登録することで他人の本棚を見る事ができます(登録情報はメニューからいつでも変更可能。)


このように性別、年代、ニックネーム、職業(任意)の情報を登録すると

ブック放題アプリユーザーの方の本棚を見る事ができます。年代、性別の簡単なプロフィールがわかるので、どんな人がどんな本を読んでいるのかが見れてちょっと面白い。
下にスクロールしていくとどんどん色んな人の本棚が出てくるのですが、果たしてこの表示順がログイン順なのか何なのかは不明です。
しばらくスクロールし続けたらスクロールが止まったので数えたら「60人分」の本棚が表示されていました。
別日にまた数えたら今度は「58人分」(ユーザーは違う人たちでした。)なのでユーザーリストの仕組みについては謎ですけどまあそこは問題ではないですね。
以上です!
ブック放題ならではの機能「本棚シェア」がまるで友達の家で本棚を見てしまった時みたいに、へーみんなこういうの読んでるんだって感じがちょっと面白いです。
軽いマーケティング調査をしている感覚にもなれます。笑