タイムリープやタイムトラベルといった、テーマの中に時間移動の要素があるゲームのアプリを9つまとめました。
題材的にストーリーに重きを置いた作品が中心となるので、ジャンルとしてはアドベンチャーが多いです。
一部、有料のアプリもあります。
一応、軽くストーリーがわかるような紹介文にてまとめています。あとは、主観ではありますが、レーダーチャートを使って各項目ごとに点数化してみました。
ゲームの簡単な特徴だけをまとめた、さっと探したい人向けの記事になります。
タイムリープ系ゲームアプリ9選
1:アナザーエデン

ジャンル | RPG |
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時間移動の特徴 | トラベル(体ごと) |
料金 | 課金アイテムあり (ガチャのみで使用) |
過去・現在・未来と3つの時代を駆け巡る冒険を体感できるRPGがアナザーエデンです。
魔獣にさらわれた妹を追いかけ交戦するさなかに突如、主人公は未来へとタイムワープしてしまいます。待ちうけていたのは歴史改変により殺されてしまった未来の姿。過去の世界で何とか救うも・・・主人公と妹には隠されていた秘密がありました。

スマホゲームでは珍しくソーシャル要素を捨てたことで、自分のペースで楽しめます。また、コンシューマーゲームのようにダンジョンは歩いて探索できるため、古き良きRPGな冒険感を味わえます。メインストーリーとクエストと、ボリュームが凄まじいので、かなり長い期間遊ぶことが出来ます。

2:レイジングループ

ジャンル | ADV |
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時間移動の特徴 | ループ |
料金 | 体験版:無料 本編:1080円 |
リアルな人狼ゲームに時間ループの要素を加えた斬新な一本道アドベンチャーがレイジングループです。
傷心旅行の1人気ままなバイク旅、のはずがいわく付きの集落へと迷い込み、負ければ死の命がけ頭脳バトルに巻き込まれてしまいます。しかしいざ殺されてしまうと、記憶を引き継いだ状態で時間が巻き戻る「死に戻り」という不思議な現象が。その力を駆使し、集落と現象と、大きな謎を解明していきます。

アドベンチャーゲームの分岐構造が上手くアレンジされていて、壮大かつ複雑な物語を楽しめます。特に主人公がただ頭が良いだけではなく、ある意味「悪い性格」の持ち主。ラストの大仕掛けは圧巻の一言です。

3:7年後で待ってる

ジャンル | ADV |
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時間移動の特徴 | ループ |
料金 | 本編:無料 サイドストーリー:一部有料 |
特定の日に戻るループ能力を使って、約束を果たすため運命に抗う2人の壮大なラブロマンスを描いたのが7年後で待ってるです。
なぜか7年より前の記憶がない主人公。なつかしい香りと共に思い出したのが、顔と名前すら思い出せない女の子との「7年後で待ってる」という約束でした。記憶を取り戻していく中で浮上してくるのが「病気」の存在で、病院側のある企みを知ってしまいます。

主人公の記憶が失われた理由は?ヒロインとの約束とは?なぜタイムリープして、そしてしなければならないのか?・・・食い違う事実と記憶・・・。そのミステリーを読み解くのは非常に難解です。

4:彼女は最後にそう言った

ジャンル | ADV |
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時間移動の特徴 | ループ |
料金 | 無料 |
なぜか繰り返す8月14日の中でヒロインの死の真相を解き明かしていくのが、彼女は最後にそう言ったというゲーム。いかにも意味深なタイトルのミステリーアドベンチャーです。
幼なじみの女の子が亡くなったショックから地元を離れた主人公が久しぶりに帰省するところから始まります。丁度、誕生日でもある8月14日、地元のお祭りの日です。そして母親から手紙が届いていると言われ、見てみると・・・。

「お祭の夜 展望台で待ってます」
そこには亡くなったはずのヒロインの名前が書かれていました。そこからヒロインの死の真相を探っていくことに、そして明けない8月14日との戦いが待ち構えています。

5:atled -everlasting song-

※アプリは公式サイトからのダウンロードとなります(Androidのみ。)
ジャンル | ADV |
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時間移動の特徴 | トラベル(体ごと) |
料金 | 体験版:無料 製品版:864円 |
過去に戻って親友を救おうとする主人公を中心に、友達や家族との絆を描いた物語が美少女ゲームで楽しめます。
同じ養護施設で育ったこともあり親友同士の2人。夏休みにピアノの練習で学校に来たところで事件が起こります。主人公の親友は誰かに階段から突き落とされてしまい、一命は取り留めたが手に後遺症が残ってしまいます。わらにもすがる想いで図書館にある噂、黒魔術と書かれた本を見つけ、指定の儀式を行うと・・・、気づけば主人公は19年前に飛んでいました。

章立ての構成は大きく4章まで続き、トータル20時間近くかかる壮大なストーリーへと展開していきます。主人公が過去に戻り、人の心を動かしてしまったがために出来上がった2つの世界。パラレルワールドが描かれます。
atled -everlasting song-のレビュー記事へ

6:ライフ イズ ストレンジ

ジャンル | ADV |
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時間移動の特徴 | 何度も巻き戻り&トラベル(意識のみ) |
料金 | エピソード1:無料 エピソード2:120円 エピソード3~5:600円 まとめ買い:1080円 |
海外ドラマを見ている感覚で、時間を巻き戻す能力を使って問題を解決していく3Dアドベンチャーゲームです。
高校生の主人公は、授業中に不可思議な夢を見てしまいます。それは街が巨大竜巻によって壊滅していく映像。目が覚め授業が終わり、トイレに行くと男女が口論している場に遭遇、そして女生徒は射殺されてしまいます。しかし、気づくと、なぜか先ほどの授業中に時間が巻き戻っていました。主人公は急いでトイレへと向かいます。

いつでも時間を巻き戻せるのが特徴のゲームシステム、それ故にリアルタイム性が高いです。更にエピソード3より主人公は新たに写真に描かれた過去へとタイムリープする能力にも目覚めます。波紋の如く、小さな出来事から大きな事象へと広がっていく物語を楽しめます。

7:グリモア

ジャンル | RPG / ADV |
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時間移動の特徴 | ループ&トラベル(体ごと) |
料金 | 課金アイテムあり (ガチャがメイン) |
魔法学園を舞台に霧の魔物と戦う魔法使いたちの壮大な物語を描いたのがグリモアです。RPGのようなバトルと美少女ゲームのようなADVストーリーを楽しめます。
魔法使いに覚醒したため学園に転校してきた主人公ですが、全く魔法が使えません。その代わり、膨大な魔力を他人に受け渡せる特殊な力をもっている事が判明します。そのため色んな美少女たちからクエストに引っ張りだこ。そんな中、1年が経ち新しい年度が始まるはずが、なぜか卒業したはずの生徒会長が学園にいます。それに気づく人、気づかない人・・・誰の仕業なのか?

ストーリーに多大な支持を受けているのがグリモアです。何が正義で何が悪かといった考えさせられる部分もあり、学園生同士の仲間の絆には感動することも。多くの伏線とその謎解きと、複雑ながらもテンポ良く展開していきます。

8:終わらない夕暮れに消えた君

ジャンル | ADV |
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時間移動の特徴 | トラベル(体ごと) |
料金 | 無料 |
泣けるストーリーで有名なのが終わらない夕暮れに消えた君です。ファミコンライクなレトロ感溢れるグラフィックは人によって懐かしさを感じ、童心に返る作用があるかもしれません。
舞台は小さな島にて、なぜか伝統的なお祭りの日には数時間にわたって夕焼けが続く神秘的な現象が島にはあります。クラスメートたちと10年前のタイムカプセルを掘り出すと、代わりに手紙が見つかります。「10年前のつづきをしよう・・・」それは10年前に失踪した友達からのメッセージなのか。主人公は思い出をヒントに夕凪島で起こった事件の謎を解いていきます。

プレイヤーにとっては1度エンディングを迎えたと思っての2週目に、驚きの展開が待ち受けることになります。

9:Time Turner

ジャンル | Puzzle |
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時間移動の特徴 | 1回のみ巻き戻り |
料金 | 無料 |
ある意味、時間の巻き戻り。今回の中ではイレギュラーな1点、しかもジャンルはパズルゲームです。特段、ストーリーもありません(雰囲気を感じ取る仕様です。)なのでパズルに集中できます。
3D上のステージにてプレイヤーキャラを操作して、仕掛けを駆使し、ゴールまで辿り着けばクリアとなります。ただし、そのままではクリアできない様になっています。ある地点までいくと時間が最初の状態に巻き戻ります。すると分身のプレイヤーキャラがそのままをトレースしてくれます。当然、仕掛けもそのままの時刻通りに作動となる、完全に再現するのを上手く利用しないといけません。

各仕掛けを作動させるタイミングの調整。秒刻みで動きをイメージする必要があります。脳トレにもなるパズルゲームです。

レーダーチャートの項目について
レーダーチャートの各点数についてです。
主観ではありますが、ある程度の基準は設けて設定しています。
項目1:ボリューム
ゲームクリアまでにかかる時間です。
目安ですが、↓のような時間の範囲でつけています。
- 1点:1~2時間程度
- 2点:5時間程度
- 3点:10時間程度
- 4点:20~30時間
- 5点:30時間以上
項目2:ストーリー
どちらかというと感動よりも、ストーリーとして面白いかどうかに重きをおいています。
面白い、というと予想外な展開とか、そういった要因です。
- 驚きがある(仕掛けや伏線が多いかどうか)
- 展開に意外性があるか
- 終わり方が納得できるかどうか(綺麗に終わっているかどうか)
- 内容が余りに簡単すぎないか(むしろ難しいくらいが良い)
こんな感じを総合的に判断しています。
項目3:ゲーム性
ゲーム性は遊びの部分です。
ノベル系のほぼ読むだけみたいなのは、ゲーム性としては低いとみています。
- ミニゲーム含めて色んな遊び方があるか
- 難易度はそれなりに難しいか
- 単調ではないか
- 斬新なシステムが用意されているか
項目4:BGM
個人的にゲームにおいてBGMは非常に重要だとは思っていまして。ゲーム中に聴くと感情をより盛り上げてくれて、単独で聴いても素晴らしいような。そんな曲が多いかどうかでみています。
- 曲数が多いか
- ストーリーや演出とBGMに一体感があるか
- むしろBGMがゲームを盛り上げてくれるか
項目5:ボイス量
一番感覚的な項目かもしれませんが。
5点はフルボイスで、4点ならかなりボイスが使われているレベル、くらいな感覚です。
項目6:総評
これは文字通りですね。項目1~5を踏まえた上で、総合的に面白いゲームかどうかでつけています。
それと、総評だけは他ゲームと比べての相対的な判断も加味しています。
以上です!