おもしろスマホアプリ研究部
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お手軽感が増した「まんぷくマルシェ2」をレビュー【ただし放置度は↓Down】

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面1

放置できる経営シミュレーションゲームの、まんぷくマルシェ2作目をプレイしたのでレビューします。

一番に感じたのは「ストーリー性は弱くなったけどゲーム性は増したな」という印象です。

ストーリーについては前作は(一応)敵の存在があったため展開に起伏が感じられましたが、2では終始、事件のない平和な世界。

そのかわり、ゲームとしてやれることが格段に増えました。前作よりもやり込みたくなるようなツボが押さえられています。

しかも前作より作業的で面倒だった部分が減っているのは大きいですね。ただ長時間の放置ができなくなってしまいましたが・・・。

 

まんぷくマルシェに興味をもっている方に注意なのが、ストーリーが完全に1からの続きなので、始めるのであれば1からです。

1がどんなゲームかについては↓の記事でまとめていますのでご参考までに。

この記事では1と比較する形で、特に1と比べて進化したゲーム性の部分を中心にレビューしています。

 




ゲームの基本情報

  • 題名:まんぷくマルシェ2
  • 種類:経営シミュレーション
  • 記録:オート
  • 画面:縦向き固定
  • 料金:アプリ内課金あり

 

料理&経営の放置ゲーム 大繁盛! まんぷくマルシェ2

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弱いストーリー性、でも6人との絆は変わらず

前作のまんぷくマルシェ1では、放置系のシミュレーションゲームでありながら個性的なキャラクターたちと絆を深めていくストーリーがウリでした。

それは2つの要素があって、ゲームクリアまでの『ストーリー』、そしてキャラクターと仲良くなると増えていく『会話』です。

 

『会話』については2でも健在でして、健在どころかゲーム性と絡まってより集めるのが楽しくなった感があります。

しかしながら『ストーリー』についてはだいぶインパクトが落ちました。最後の方では「あれ、このゲームって目的はなんだったっけ?」と忘れるほどに・・・。

 

より平和な世界観の弊害か? 弱まるゲームクリアへの情熱

前作の1では借金の返済というクリアへの目的に対して、ゴーマン商事という明確な敵がいました(敵といってもビジネス上の敵なので、どろどろしたのはないですよ。)

更に最後の方では主人公に究極の選択を迫られたりと、ストーリーとして盛り上がるポイントがあったわけです。

 

2ではどうかというと

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面2 まんぷくマルシェ2~ゲーム画面3

 

というように『おうとのマルシェ』を盛り上げていきましょう!なのは良いのですが、特段なにかしらの事件が発生するなんてのは全くなく・・・。

世界中のお客様をおもてなしする中でのドタバタした展開、みたいなのがあったら良かったなと思う次第です。

なので2では6人のシェフたちとの『会話』を楽しむのがメインとなります。

 

6人のシェフたちとの会話を見つける楽しみ方へ

まんぷくマルシェ2では前作から時が経って、おひさしぶりに再開する6人のシェフたちとの会話がやっぱり面白い。

特に2では会話が発生する(増える)ポイントがただ単に『仲良し度』が高くなったタイミングだけではなく、

ゲームシステムと絡んで会話を見つける楽しみ方が増えました。

2で新たに追加された『営業』という機能が大きいです。

 

1では販売を行うキッチンカーが6人分の6台あったのが、2では1台に減っています。

じゃあ暇な5人のシェフはどうするかというと、マルシェの掃除をしたりお客さんを呼び込んだり、、販売以外に営業活動を行えるようになりました。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面4

 

まず、この営業を行っている最中のドット絵の細かなアクションが可愛らしい。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面5 まんぷくマルシェ2~ゲーム画面6

 

そして↑で書かれている「営業の組み合わせでシェフ達がお話をするかもしれませんね。」←これですね。

例えば3人のシェフに同じ営業をさせて、しばらく眺めていたらドット絵上で会話が始まり、そして新たな会話も追加される。

なのでつい色んな営業の組み合わせを試したくなります。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面7

 

会話の例を画像で紹介

2での会話の雰囲気はどんな感じか?

百聞は一見にしかずかなと思いますので、会話例をいくつか画像で紹介します。

 

最初にこの記事では先ほどより当たり前のように「6人のシェフ」と書いていますが、これは前作(1)と同じ6人です。

前作をプレイしていれば個性豊かな6人の人となりは理解できていて、やっぱり自然と愛着がわいてしまっているせいなのか、、

最初に登場するシーンでは6人ともに私服姿が描かれています。前作では制服姿オンリーだったので新鮮なのもあって、これだけでも何気にテンションあがる自分がいました。笑

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面8

 

すぐにおなじみの制服姿に戻ってしまいますけどね。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面9

 

会話については6人の個性は変わらず、新しいエピソードを楽しむ形です。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面10 まんぷくマルシェ2~ゲーム画面11

 

個人的にはミツバとリンドウの2人が非常にユニークな性格なので、どうしても印象に残ります。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面12 まんぷくマルシェ2~ゲーム画面13 まんぷくマルシェ2~ゲーム画面14 まんぷくマルシェ2~ゲーム画面15

 

ストーリー性の弱さはクリア後のおまけでカバー

多分、気づいたら「え、もうゲームクリア!?」ってなるかもですが、2ではクリア後におまけ要素があるのでまだまだ楽しめます。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面16

 

あのキャラクターとの会話がメインですが、それ以上に(前作では敵として登場した)ゴーマン商事のオニオン氏の人となりがなんか気になる仕様になっています。笑

 



1から進化したゲーム性について

ここからは1から変わった点について簡単にまとめたいと思います。

ゲームとしての面白さに着目してピックアップしていますので、この記事では書いていない細かいのまであげると追加要素はかなり多いです。

 

レシピを作る仕組みは1と同様

ネオ料理と呼ばれる、予想外な食材の組み合わせで新しい料理を作る仕組みは変わらずです。

ただ、前作はもっとぶっ飛んだ料理が多かった印象ですが、「あれ、普通においしそう・・・」な料理が増えてますね。

これは「世界中の人が来るから奇抜な見た目の料理は控えるように」という設定があるのでしかたないのですが、、

明石家さんまさんならきっと「個性しんじゃってるよ」とか言うんだろうなあと。笑

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面17

 

2でのネオ料理がどんなものか、変わらぬシェフによるリアクションも交えていくつか画像にて。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面18 まんぷくマルシェ2~ゲーム画面19 まんぷくマルシェ2~ゲーム画面20 まんぷくマルシェ2~ゲーム画面21 まんぷくマルシェ2~ゲーム画面22 まんぷくマルシェ2~ゲーム画面23

 

客層とフェアにより、料理を選択する楽しさが倍増

客層とフェアという追加要素が面白いです。

#客層

料理が誰に売れるかが明確になりました。売上に影響する部分なので、何を販売するかを選択する時に少し考えることが増えました。

でも考えなかったにしても、全く売れなくなるとかはないので、基本は頭を使わなくてもすむようにできています。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面24

 

#フェア

これも販売する料理を選ぶ楽しみが増えた要因です。

料理の組み合わせによって『○○フェア』となるので、売れ行きがかなり変わってきます。

凄いのがフェアは全部で100個も用意されている点ですね。普通にプレイしたらクリアの時点で見つかったフェアは半分くらいでした。

会話と同様に「見つける楽しみ」が増えています。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面25

 


フィーバーからスキルへと、成長要素が増加

機能としては1のフィーバーと2のスキルは同じです。

しかし特定の客層にだけ効果を発揮する点と、経験値を積んでレベルアップしていく点がゲーム性として増しています。

しかも6人のシェフがうまく6つの客層に対応しているので、よくできていますね。

スキルのレベル上げがあるため自然と店番のシェフを切り替えながら進めていく形になります。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面26

 

売り上げ予想が目で見てわかるように

2では客層やフェアなどによって頻繁に売れ行きが変わりますが、それを『売り上げ予想』として視覚的に見せてくれているのも面白い点です。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面27

 

販売の料理を増やしたら逆に売り上げ予想が下がる場合があったりして、とにかく頻繁に変動するので数字を見る楽しさが増しました。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面28ゲーム終盤、このくらい桁外れな数になってくるともう画面は人でワラワラです

 

仕入れが不要に、ゴーマン商事様様に

販売を放置できるとはいえ食材がなくなれば料理は売り切れになる、のは1と同様です。

そのため1では頻繁に食材を仕入れに行かなくてはいけませんでした。これが作業的で面倒に感じる人も多かったと思います。

2では食材の在庫数は全く気にしなくてよくなりました。料理をタップしただけでフルまで補充されます(このフルまでの在庫数は拡張していけます。)

面倒な仕入れが不要となりました。ということは、スタミナ制度も廃止です。

一番の変更点ですね、よりお手軽へと進化した部分です。

 

なんで仕入れ不要になったかというと、1では敵だったはずのゴーマン商事が2では味方してくれるからです。

#この敵や味方という表現は微妙に思いますが、わかりやすいのでこう表現しています

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面29

 

しかも食材に限らず、2では買い物は全て『ゴーマンストア』で行うという、2の世界はほんと平和です。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面30

 

金のたまごの入手頻度は減った【変わらず無課金でもOK】

まんぷくマルシェの課金要素である『金のたまご』というアイテム。

1ではミッション以外にも仕入れや販売目標の達成により、割と無課金でも頻繁にゲットできていました。

2の場合は仕入れはなくなりましたし、キッチンカーが6→1台になったことで販売目標の達成も1日に1回だけに減りました(そのかわりゲット数は3個→10個に増えています。)

 

逆に営業が追加されたことで金のたまごを使用する機会は増えています。

スタミナ制度がなくなった分とはいえ、1はすぐにスタミナが回復していたので貯まる一方だったわけで・・・。

まんぷくマルシェ2~ゲーム画面31

 

とはいえ無課金でもクリアは普通にできます。ただ営業を早くコンプリートしたいのであれば、2では課金しないと辛いかなと思います。

 



まとめ:放置できる時間は短縮されたが手間は皆無へ

最後にまとめです。

ストーリー性は弱くなったものの、会話によるほっこり感は変わらず良い世界観を構築しており。

なによりゲームとしてやれることが多く増えた点が2ではポイントになります。

共通して言えるのは「見つける楽しさ」が増えたかなと。

 

ではもう一つのウリの「放置できる」という点はどうかというと・・・

放置については微妙です。

前作のように料理の数を100個も200個もストックしておくことができなくなりました。

2では料理の在庫数は拡張していけるとはいえ、最初はたったの20個からの開始です。すぐに売り切れます。

1では2~3時間の放置サイクルだったのが、2では30分程度で頻繁にチェックする感じです。

ただし、その1回のチェック時間は仕入れが不要な分、かなり早いです。料理の補充と6人分の営業の選択だけなら、1分でいけます。

その分、ゲームクリアまでも早いです。日数的には5日あればクリアまで到達できると思います。

 

そんなわけでまんぷくマルシェ2ですが、少なからず1にハマった人は2も楽しめることは間違いないです。

やっぱり同じメンバーなので安心感が違います。新鮮味についてはゲームシステムでカバーしているのが2、というわけです。

 

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むーさん

自宅からの通勤電車時間は約40分。寝たくても満員電車で寝られないから、何となくいつもスマホいじってます。

特にこれという事もなく、半ば無意識かの如くニュースサイトやマンガアプリを起動。何かこの時間がもったいない。


スマホのアプリ。Google PlayストアとApp Storeあわせるとアプリの総数は500万以上もあるんです。まだ知らないもっと面白いアプリが沢山あるはずなんです。


電車なので、周りが気にならないような、途中でもさっと終われるような、40分の時間を忘れるような、ついでにストレスも忘れて癒されるような、そんなアプリを見つけたい。

という願望からこのブログ、がんばっていきたいと思います。