貯まりに貯まったボーナスチケット消化のため、パルシィ限定のマンガを順番に読んでいきました。
折角なので100近い作品の中で特に面白かった7作品について、どこが面白かったかをまとめます。
マンガアプリ「パルシィ」でどんなオリジナル漫画が連載されているのか、参考になれば幸いです。
パルシィのボーナスチケットの有効期限には注意
パルシィのボーナスチケットの貯まりやすさについては以前に記事を書きました。
→ マンガアプリ「パルシィ」のチケットのたまり方が凄い
実は私は頭文字Dを読むためにパルシィに毎日ログインはしていたものの、時間がなくて他の漫画は開拓できずにいました。
丁度、お正月期間中はログインボーナスがいつもの10倍だったこともあって、気づいたらボーナスチケットが軽く200枚を超えていました。
パルシィはほんとに太っ腹です。ただしこのボーナスチケットは一つ注意があります。有効期限です。
パルシィのボーナスチケットは受け取ったら翌月末に消滅してしまいます。
#入手した時点では受け取りBOXに保存されています。受け取りBOXで”受け取った日”が基準となるのには注意です。受け取りBOXにも90日の保存期間がありますので、ギリギリまで受け取らないというテクニックがあります。

とまあ私は早々に受け取ってしまっていたので、今月中に使わねば!という勿体なさから、気合を入れて一人パルシィ祭りを行いました。
すると、何ということでしょう。
パルシィは実績という色んなミッションを達成するとボーナスチケットがもらえる仕組みです。
読めば読むほど実績が達成できてしまうので、ボーナスチケット・・・増えます。
結果チケットを消化したいのに、一向に減ってくれません。笑
これだけボーナスチケットが貯まりやすい以上に何よりパルシィが神がかってるのは、1回も動画CMとか見ていないってことなんですよね。
もはや無料アプリといっても過言じゃないレベルです。


インパクトの強いおもしろ漫画を7作品紹介
アプリを起動して「さがす」画面に行ったら直ぐにでてくる「パルシィ限定」の漫画から、最初の数話で心を鷲掴みにされた7作品について簡単に紹介したいと思います。

個人的に面白いと感じた理由を分析した内容を。批判は入れずにシンプルに面白さだけ伝えられたらと思います。
本当はあらすじも書こうかと思いましたが、パルシィ内の作品情報タブにあらすじは書いてありますので要らないかなと思いました。
因みに作品のジャンルは特にこだわらずに選びました。でもふたを開けてみると恋愛系が多いです。
作品1:目黒さんは初めてじゃない

★ジャンル:恋愛、学園
いきなり凄いタイトルの漫画を持ってきてしまいました。
”何が”初めてかって全然ひねてはおらずストレートに”あれ”です。笑
第1話でいきなり冴えない主人公が頑張って告白すると、「いいですよ」とあっさりOKをもらい更に初めてじゃないことを告げます。
主人公自身も驚きの結果に戸惑いつつも、こっから主人公の奮闘記が始まるわけですが。
とにかくヒロインの無愛想なツンとしたというか冷めた振る舞いに対して、主人公がピュアにも四苦八苦する姿の対比が面白いです。
「私の経験を踏まえるのなら付き合って2日目の今日はこれから家かホテルに行くことになりますけど、行きますか?」
こんな事を恋愛未経験な男子高校生が言われたら気がおかしくなりそうですが、ピュアボーイは頑張っていきます。
これまでヒロインが出会った事がなかった”バカ真面目で一生懸命な主人公”と過ごしていく中で、どんな心境の変化が起こっていくのかが楽しみに感じます。
作品2:佐伯さんは眠ってる

★ジャンル:学園、ギャグ・コメディー、恋愛
タイトルのインパクトに惹かれたシリーズ2作目です。笑
佐伯さんというのはヒロインの名前で中学生なのですが、あの手この手を使って授業中に寝る、という漫画です。
絶対に先生やクラスメートにもバレてはいけません。ですが彼女、何としても5時間目は寝るという事に執念を燃やしております。
授業の内容や先生の性格とかを想定した上でのそんな方法で!?という寝かたがもうプロの領域でシュールな面白さがある点。
主人公曰く”凛とした惰眠”という表現がまさに漫画の世界観を表してます。
もう一つは主人公だけには1話目であっさり寝ているのがバレてしまいます。そこから主人公のサポーターっぷりがどんどん息が合ってきてシュールに磨きがかかります。
この設定のシュールなノリは「もぐささん」と近いテイストがあって個人的に凄い好きです(知らない方はごめんなさい。)
1話1話どんな寝かたをするのだろう、と続きが気になる漫画です。
作品3:青とオレンジ

★ジャンル:恋愛、ヒューマンドラマ、日常
ネットで知り合った人とのオフ会から始まる青春を描いた漫画ですが、ヒロインのキャラクター性に全てが持っていかれる漫画でもあります。
○○っすーって舎弟口調が特徴的、それ以上に独特な性格で常にみんなの注目の的なのがヒロインの「コロえもん」(なぜか歌がプロ並みに上手い。)
ハンドルネームが既に独特感を放ってますよね。
自己紹介の場でも「私将来は…漫画喫茶に住むという夢があります」なんて言われたら主人公でなくともリアクションに困ります。笑
この独特で強烈なヒロインのキャラクターが妙にツボにハマる漫画です。
「○○ですなぁ、○○ですぞ」
こんな口調の女性がリアルにいたら一発で興味もつこと間違いなしですね。
主人公の母親も何気に個性的なキャラクターで好きです。「いいだろう…いま母の本気を見せてやる…(ゴゴゴ」
どんな母ちゃんだ。笑
作品4:ぼっちJKはお弁当を作ることにした。

★ジャンル:恋愛、料理・グルメ、学園
ぼっちJKってタイトルから読む前はまさかいじめ的な展開のお話なのかな・・・と思っていました。
第1話の2ページ目でいきなりバットを持って堂々とした表情をしているJKの姿が飛び込んできた瞬間、一発で魅了されました。笑
ぼっちの原因はそっちか、逆の方かあって。
ただこの姿は決して彼女の本性ではなくて、彼女自身の自己表現の下手さゆえに色んな誤解が生じているところ。
そんな感違いすれ違いっぷりは面白く描かれてますし、誤解さえ溶ければ友達となるハートフルな展開も見どころです。
見た目からヤンキーな感じに誤解されますけど心は結構乙女だったりするギャップが可愛いキャラクター性ですね。
あとタイトルから予想つきますが、ちょいちょいお弁当レシピが入ったりします。
作品5:オトナの赤い糸

★ジャンル:ヒューマンドラマ、恋愛
主人公の女性には特殊な能力があって自分含めた人の指から伸びた赤い糸が見えます。何の赤い糸かというと、運命のではなくて肉体関係を結んだ本数分の赤い糸という大胆な設定に惹かれました。
しかも主人公の年齢は28歳で女性向け情報アプリのライターという職業。恋愛記事は突っ込んだテーマが多いです。とまあ話の内容的にも大人向けの漫画ではあります。
第1話目で自身に与えられた恋愛記事に居酒屋で悩んでたら赤い糸が1本だけの真面目そうな男性に出会います。
酔った勢いで取材する体で男性を自宅に誘ってしまうのですが、そのままなし崩し的に関係を・・・なのかと思ったら翌朝酔っていたのでお互いにどこまでしたのか覚えていません。
そうなると気になるのは赤い糸がどうなっているのかです。これまで見てきたはっきりとした糸ではなくて点線で途切れ途切れ(ブツ切れてるとこもあり)なまさかの不完全な糸。
え、どっち?という、そしてどの段階で発生する糸なのかという疑問。あとは当然糸が0本の人も登場します。
本人も本人以外の人にとっても、何とも嫌な能力ですよねリアルにあったらこれ。笑
作品6:太陽くんと偽りアカウントちゃん

★ジャンル:ギャグ・コメディー、恋愛、学園
太陽くんというのは主人公の女子高生が好きな男性。運動部のエースでかっこよくて友達も多い、まさに名前通りな存在です。
反対に主人公は教室の隅にいる日陰な性格で見た目も地味。リアルでは近づけないのでついSNSで自分を盛ってしまいます。
そんな偽りアカウントが1つだけではなくて3つも持っている点です。1つ目がキラキラ女子に変した写真アカウント(クラス女子に人気)。2つ目は太陽くんと付き合ってる妄想のつぶやきアカウント。
そして3つ目はお面をかぶって踊り狂う動画アカウント(なぜそうなった。
で、いきなり3つのアカウント全て太陽くんと繋がってしまうのですが本人とはバレていない太陽くんは鈍感です。
そんな太陽くん含めたクラスメート達が彼女のアカウントに対して(憧れ的な良い意味で)盛り上がる中、いや目の前に本人いますので。彼女は心の中でつっこみます。
この彼女のボケとつっこみを両方やる慌ただしいキャラクターな感じが魅力的だったり。
実は太陽くんも裏アカウントを持っていてお互いに妙にリアルな”いやバレるだろ”的なつぶやきをしてしまうのですが、なぜかバレない。彼女もまた鈍感というところでニヤミス展開が連続発生します。
で、時に良いムードになるのをぶち壊すのは・・・3つ目の動画アカウントの破壊力が素晴らしいです。
作品7:DEATHペディア

★ジャンル:ヒューマンドラマ、ミステリー・サスペンス
最後は非常にインパクトの強いテーマの漫画です。
”死の知識の宝庫”と言われている主人公の准教授が死のうとしている(または殺そうとしている)人間に死の現実を突き付けることで解決へと導きます。
まず主人公が人を小バカにしたような上からな態度が目立つクールでキザなキャラクター。でも結果的にはいつも相手を救っているギャップがかっこいいです。
そして主人公の特殊な能力。
主人公が相手の額を”とん”と軽く叩くと相手は死の映像の幻覚を見ます。すると主人公はそれがどういった死に方なのかを専門的な言葉を使いつつ説明します。
最後に「その死は美しくない」という決め台詞つき。
ある意味非常に怖いマンガですが逆にそれがハマっていくポイントかなと。生と死についての学びにもなりますし、考えさせられる漫画でもあります。
テーマがテーマですがそんなグロい描写とかはないので安心して読めます。でも主人公の趣味はグロ画像を見ることという・・・笑。
以上です!
すみません、他にも面白い作品はいくつかあって、真面目な内容のものもあったのですがついインパクト重視で選んでしまいました。
パルシィは決してぶっ飛んだ作品ばかりが目立つわけではない、というのは補足させて頂きます。
