中央線に限らずですが、都会の電車は常に人がワラワラです。そのため、遅延が発生すると大勢の人に影響がでます。
そんな駅員さんの苦労が味わえるかもしれないゲームアプリが「僕は鉄道員 – 中央線を制覇せよ!」なのですが、これがまた一筋縄ではいかないゲームでして。
かなり「運ゲー」です。
ただ、視野が広い人は得意かもしれない。集中力が磨けるかもしれない。逆にいうと、全体を見る力が試されるゲームかもしれません。
ゲームの基本情報
- 題名 : 僕は鉄道員 – 中央線を制覇せよ!
- 種類 : 群衆パズルゲーム
- 記録 : オート
- 画面 : 縦向き固定
- 料金 : 完全無料
群衆パズルなルールについて
最初にゲームのシステムを説明します。ルールはシンプルなので直ぐに感覚的に理解できると思います。
ステージ数とゲームの流れ
舞台は中央線の各駅ホームです。高尾駅から始まり東京駅まで。なぜか微妙に特快な間隔で全16駅ですが(特快区間+吉祥寺+荻窪?)


実際の駅ホームがモデルなので各駅でホームの数や配置に特徴が表れていて、そのまま難易度にも繋がっています。
例えば、西八王子駅とかは電車が通過するだけの線路があったりします。

プレイ時間としては1つの駅クリアに5分もかからないので、1~2時間あれば全部クリアできてしまうと思います。
では、どういったゲームなのかと言いますと。
プレイヤーは駅員となって駅ホームの各線に電車を到着させます。すると待っていた客が電車に乗り込み、電車は発車します。
乗客した人数または売上がスコアとなるので、一度に多くの人を乗せたらその分多くのスコアが入ります。規定の数に到達するとステージクリアです。


客の動きは完全にランダムで、リアルタイムに改札口からぞろぞろとやってきてホームに着くと電車を待ちます。
プレイヤーが電車を到着させないでいるとホームは人で溢れ返ってしまい、限界に達するとゲームオーバーとなります。

つまりはいかにスムーズに群衆を捌く事が出来るか、がポイントのゲーム。ジャンルは群衆パズルと言うみたいです。
ゲームの基本ルールはシンプル
電車と乗客には関係性があります。色によって乗れる電車が決まっています。
色は3色。赤と黄色と緑です。
- 赤の電車 ← 赤の乗客
- 黄の電車 ← 黄の乗客
- 緑の電車 ← 緑の乗客
電車が到着する順番もランダムに決まります。決まった順番は画面右上のゲージで4つ先まで確認できます。

電車を到着させるやり方は、ホーム傍に電車マークのアイコンがあるのでタップするだけ。タップした場所のホームにタップしてから10秒程度で電車が到着します。
この電車が到着するまでのタイムラグも計算しないといけないのが難しいところです。

追加ルールで面白さと難易度UP
画面右上のゲージ、よく見ると電車の中に人が乗っています。同じく電車の中の人も3色に分かれています。

人が乗っている電車は到着時に降りて別のホームで次の電車を待ちます。要は乗り換える人達です。
なので右上のゲージに人が乗ってる電車ばかり選ばれてしまうと物凄い勢いで人が増殖してしまう事になります。
厄介なのが、降車専用の電車です。
深緑の帯が付いた電車なのですが、無駄に通過させるしかないので連続で来たりすると頭悩みます。
上手く通過用の線路に逃がしたり、人が少ないホームに逃がしたりしないといけません。(ぷよぷよでいう、おじゃまぷよみたいな存在。)

一番焦るのが「通勤ラッシュ」
一定時間、改札口からドバッと人が押し寄せてきます。駅によっては頻繁に発生するのでその瞬間は物凄く忙しくなり大変です。

これらはステージが進むと段階的にルールが追加されていきます。
運ゲーと言われる訳と駅紹介
ここからはゲームの本質的な面白さ、というか難しさについて。
やり直し必須なゲームバランスって
冒頭で言ったとおり、本当にこのゲームは運の要素が強いです。
- どの色の人がどれだけやってくるのか
- どのホームに向かうのか
- どの色の電車が選ばれるのか
全部ランダムで、特に電車の色は同じ色が続く事があったりして、ホームの数が少ない駅だと死活問題。
ゲーム開始の時点で乗客と電車の色がマッチしていない場合はやり直した方が良い場合があります。
他レビューでもありましたが、ゲームバランスの調整でもう少し運の要素を少なくできたら良いなと思いました。
特に後半、難易度が高くなっていくと顕著に現れます。

難関なホーム数が多い駅をクリアするコツ
多分、プレイヤーにとって最初の難関は6番目の駅、立川駅でしょう。
中央線を知っている人はイメージしやすいと思いますが、高尾駅からスタートして最初の巨大な駅は立川駅です。
なんといっても線路の数が多い。8つもあります。

そうなるとデフォルトの画面では全体を見ることができません。
スマホのピンチイン操作で画面を引き画(縮小)にすることができるので、最初に全体が見えるまで引いた方がやりやすいです。

なんですけどこのゲーム、画面が縦に固定なので引くと電車アイコンが重なっちゃって押し難くなるという厄介さで。なぜ横画面にできるようにしてくれなかったのか・・・。
だから本来は電車アイコンタップするだけのタイミングゲーなので片手でできるのですが、立川駅のように線の数が多いとつい両手操作になります。

画面を上手く調整できたら後はとにかく全体を見ないといけません。なんとなくこの色はこの辺にある、というのを常に把握し続ける必要があって、だから短時間に集中力を使います。
最後のステージ「東京駅」なんてもうカオス!

自分、20回くらいチャレンジしましたけど無理でした。諦めました。笑(だから実は東京駅が最後なのかどうかは知らないです。)
いやほんと鬼ムズ無理ゲーって感じで、通勤ラッシュも多いし、連結した車両が現れた時には嘘だろ・・となりました。汗

まとめ:駅員さんは大変です
そんなわけでぼく鉄。中央線ユーザーで日々の遅延に正直ウンザリしている人。
まあゲームの中だけで上手く捌けたところで自己満足なんですけど、リアルにこの位多くの人が入ってくるよなってところが目に見えて面白かったり。
何より群衆パズルって余り見かけないので斬新に感じると思います。
