ブロックパズルって大体何となく、埋まったらゲームオーバーっていうイメージがあると思います。
パズルゲームの代表格、テトリスしかり、ぷよぷよしかり。
今回紹介する電車パズル ツメツメは、逆に埋まったら高得点です。まさに逆転の発想。満員電車の苦痛を逆手にとってあえて満員電車にしてしまおうだなんて。
まあ逆にしたからといってそれが面白いかどうかは人によります。
パズルゲームって結局、ルールにハマれば長く続けられるけどハマらなければ直ぐに飽きてしまう代物かと思いますので。
それでも、斬新なルールなのでブロックパズル好きな人は一度試してみて欲しいゲームではあります。パズルゲームという事で暇潰しにはもってこいです。
ゲームの基本情報
- 題名 : 電車パズル ツメツメ
- 種類 : パズルゲーム
- 記録 : オート
- 画面 : 縦向き固定
- 料金 : 完全無料
乗客を詰めてくルールと操作方法
まず、最初にルールの説明から。シンプルです。
満車とコンボでスコアを稼ぐゲーム
パズルゲームなのでゲーム画面はマス目状になっています。横7マス×縦6マスに乗客を詰めていって、全部隙間なく埋まるとスコアに10000ポイントが加算されます。
乗客を電車に乗せた時点でもスコアは加算されますが、100~1000ポイント程度。なので如何に満員にしていけるかがカギとなります。
もう一つ、スコアを上げる方法がコンボです。
特定の乗客同士をどこかが隣接するように配置するとコンボ成立、更にスコアにポイントが加算されます。

画像を見て頂けると、左下のヤンキー同士が黄色く光っているのがコンボが成立している状態なのですが。
コンボ発生時に派手な演出とか全くないので気づきにくいのが難点です。できたらここは派手に「コンボ―――――!!」な演出がほしいところでした。
このゲームの個性的なところは色んな乗客がパズルのピースとなる点。様々な体格や体勢をしていたりと可笑しな乗客が沢山でてきます。
それをテトリスの要領で上手くはめ込んでいくのですが、テトリス以上に乗客は色んな形をしているところが面白さの部分です。
感覚的には多くのマス目を要するでっかい乗客の方が多い気がするので、頻繁に「もう配置できるところがない!?」ってなります。小さな乗客の配置がキモだったりします。

タップとスワイプのみ簡単操作
操作性の部分ですが、どうやって乗客を電車に乗せるのか。
覚える操作は2つだけ、タップとスワイプです。

画面下の乗車位置にいるのが次の乗客ですが、タップしたら左右反転できます。向きが決まったらスワイプで置きたい場所までもっていくだけです。
実に簡単ではあるのですがやはりスワイプってところ、感度や焦りの問題で歯痒い事になったりします。確実にもっていくには少しは慣れが必要かなと。
焦るとほんとスカるので。
ですので画面は縦向きですが片手操作は難しいです。ちゃんとスワイプする必要があります。
次にもし配置できない、または配置したくない乗客がきたら、画面右の鉄道警備員までスワイプして引き渡すとスキップできます。
お目当ての乗客が全然こない!っての結構あるので結構引き渡しまくる感じです。
もうこれ以上はムリ!ってなったら警備員下の次の車両へをタップするとまっさらの状態になりますが、使うタイミングが難しかったりします。

変な乗客と駅数の多さが面白い
そんなわけでツメツメはシンプルなパズルゲームですが、意外とステージ数は多いです。
総武線、中央線、埼京線、山手線と都内の4路線が用意されており、駅数がそのままステージ数なので全部で84ステージもあります。


ただ正直、駅数の多さの割に単調です。
路線によって難易度が違う、要は乗客やタイムの違いなのでルールががらりと変わるなんて事はなく。
なのですが、難易度は2番目の中央線からは結構難しく、上手く素早くスコアを稼いでいく必要があるため運の要素が大きいです。

ゲーム性は単調とはいえ、へんてこりんな形の乗客が多いのがこのゲームの難しさと同時に面白さかなと思います。
ぷよぷよやテトリスとは違うところですね。
慣れるまではパッと見でどこにスワイプできそうか判断するのに時間がかかるんですけど、色んな形の乗客はバカバカしくも楽しく。
女の子がサラリーマンをバックドロップしててどんな状況!?だったり、仏様みたいなのに横になってて迷惑極まりなかったり。
ちなみに、アプリ起動直後のローディング中に乗客紹介が入るのでそこでどんな乗客なのか説明が見れます。

まとめ:演出面では惜しく感じるが発想のユニークさに惹かれるゲーム
やっぱりパズルゲームってどうしても単調になりやすいのでその分演出を派手にしてほしいなというところがあります。
例えばぷよぷよ。連鎖が決まった時にキャラクターのカットインとボイス等で派手な演出が入るからこそ、連鎖が決まった時に爽快感があってつい大連鎖を狙いたくなります。
そんな感じで、コンボが決まった時に専用の演出があったらもっとテンション上がったかなと、そこが惜しく感じました。
とはいえ遊び心あって発想が面白いゲームですので、ブロックパズル好きな人にはこういうゲーム性も受け入れられそうな気はします。
