スマホの画面は基本縦向きですが、動画やゲームはものによっては横画面で見たいものです。
大抵のスマホは自動回転機能が備わっているので、本体を横に傾けたら自動的に画面は横向きになります。
便利なんですけど、たまーにバカになりませんか?
私の場合はYoutubeとか、リストから選ぶ時は縦画面で、動画を表示したら横画面にしたい。でも、いくら傾けてもならない!?
ということが結構あります。
私の機種だと、設定が自動回転か縦向き(固定)かの2択なんですよね。何で横向きがないの??という・・・。
調べるとこの手の画面制御アプリは沢山あったので、とりあえず片っぱしに試して比較してみました。
比較というと何で?というところですが、
「 横(縦)にしたい時にすぐに横(縦)に変えれる、スムーズにコントロールできるアプリ 」
シンプルに大きなポイントとしてはこれです。これで見ています。
とはいえ、細かい機能面について少し多様的なポイントでも比較しています。
アプリごとに設定できるかとか、横にならないものも強制的に横画面にできるかとかです。
回転制御とか画面固定アプリを探している方にとっては参考になるかと思います。
※この記事で紹介するアプリは全てAndroidのみですのでご注意ください
回転制御アプリに必要な機能とは?【考察】
まず、比較する上でのポイントとしては、どんな機能がほしいか?というところで以下を考えました。
・通知領域でコントロールできるかどうか
・アプリごとに設定できるかどうか
・強制的に回転するかしないか
・広告などなくストレスないか
大きくはこのあたりで。
通知領域はスマホの画面上から下にスワイプした時に出てくる部分です。

この手のアプリは通知領域でコントロールできるのが使いやすいです。
というのも切り替えがしやすく、現在表示している画面の邪魔をしません。
ホーム画面だと画面を切り替える形になるので再読み込みが入ったりして扱いづらくなります。
あとは強制回転の切り替えができるかどうか、といったところも機能面としては大きいです。
アプリによっては縦と横の両方に対応しているものもあれば、縦画面にしかならないように制御しているものもあります。
それを強制的に横画面にしてしまえたりするのが今回の回転制御アプリだったりしますが、強制にするかどうかは設定により切り替えられた方が使う側としては良いです。
そもそもアプリ側で縦画面固定にしているということは、無理やり横にしたところで見づらくも操作しづらくもなったりしますし・・・。
非強制の方が都合が良い場面は多いです。
10のアプリの比較表
比較するアプリについては、画面回転で検索して出てきたアプリを上からだーっとインストールしていったわけですが、、
思った以上に数が多くて・・・汗。
ちょっと絞りました。
・日本語に対応していないものは除く
・明らかに低品質なものも除外
そうして見ていくと比較対象としては10個のアプリになったので、先ほどのポイントにて比較した結果を表にまとめました。
#見づらいので画像に大きな表のリンクを貼っています

※この10個のアプリですが、基本は無料で使えます。
ただし2個のみ、ローテーションコントロールは2日間の、最高のローテーション制御は7日間の使用制限があり、以降も使い続けたい場合は有料となるので注意です。
ここからは比較表について簡単に説明します。
ストレージ使用容量はインストール直後にアプリ情報にて表示された容量なので、端末によって多少の違いはあるかもです(状態によっても多少変わります。)
とはいえどのアプリも10MB程度の容量ですので気にするほどではないと思います。
次の画面制御項目数はちょっとわかりにくいのですが、最低は4項目です。
シンプルに「縦」「縦の反対(リバース)」「横」「横の反対(リバース)」に切り替えられるもの。
これにあとはセンサーによる自動制御が加わったりします。
例えばRotation Controlの7項目は上記4項目に「自動回転」「縦(センサー)」「横(センサー)」が加わった形です。
個人的には多すぎたところで用途が思い浮かばないので、7項目もあれば十分に思います。

自動起動の設定があるかないかですが、これはスマホ本体を起動したら一緒にアプリも起動してくれるかどうか。
ただこれもスマホってそもそも起動しっぱなしの人の方が多い気がします。そうなるとあまり必要性を感じません。
あと通知領域の項目で押しやすさとわかりにくい表現にしてしまいましたが、使いやすさというか。
単に起動のONOFFが通知領域で行えるレベルのものは×にしています。
上手く切り替わらなくてよくわからなかったのも×にしてますね・・・。
あとあと、ざっと使ってみた結果なので、特に強制/非強制の部分は間違っていたらごめんなさい。
ちなみに強制回転ミニの広告有無のところで?としているのは、一見ないように思えたのですが課金にて広告を削除というのがあったので、はて?となった次第です。

で、表の結果を見て頂ければわかる通り、個人的にはRotation Controlの1択となりました。
無料で使えるベスト回転制御アプリ
Rotation Controlは検索で一番上にくるのもうなづけるくらい、使い勝手がすばらしいです。
アプリごとに設定できないのは大きいかもなんですけど、自分としてはそこまで細かく設定したい目的はなかったので、というのはあります。
が、軽くて操作しやすくて、それでいて最低限の機能は網羅しているというバランスの良さは、普段使いするアプリにとっては最高です。
制御項目についてはヘルプがついてありますが、1点だけわかりにくいところがあったので補足します。

「保護モード」これは他のアプリケーションの影響を受けない、ということは要は強制回転のONOFFです。
保護モードがONだと、画面は強制的に回転します(普通は横向きにならないホーム画面とかでも。)
アプリごとは有料の選択肢が濃厚
Rotation Controlの欠点はアプリごとに設定できない、というところでもしアプリごとに設定したい場合は・・・これが中々選択に迷います。
今回の10個のアプリの中で、アプリごとに設定が可能なのは4アプリあります。
残念なことに4つとも、無料のまま使い続けるのが難しいアプリです。
まず強制回転ミニですが、通知領域がアプリの起動ONOFFのみ、といった点などにより使い勝手の面で×。
なによりよくわからないという印象が強かったです。
特に完全版は課金が必要なのですが、無料版との違いがよくわかりません(ただしこのアプリはさくっとしか見ていないので実はちゃんと書いてあるかもしれない、というのは補足しておきます。)
続いて両手持ちした時だけ画面自動回転。
こちらはセンサーで両手持ちを感知する、という用途が限定的ではありますがそのユニークさはおもしろいなと思いました。
ごろ寝モードとか独自の設定もあるので、ちょっと傾けただけですぐ横向きになってしまうのがイラッとする!って人には重宝します。
しかしながら無料で使い続けるのであれば広告が難儀です。
動画広告が流れてしまうので、そこに耐えられるのであればこの選択はありかなと思います。

厳しければもう有料アプリしかないです。
その際は2択ありますが、おすすめはHDM Dev Teamのローテーションコントロールです(もう一方はライセンス切れの問題が多発しているようで、機能以前の問題かと。)
ローテーションコントロールはアプリごとの設定を自動的に保存してくれる、オートセーブ機能が便利ですね。
あと充電中やイヤホン接続時などの特定の状態時の設定もできます。
肝心のお値段は350円です(買い切り。)

※1点注意なのがどのアプリもそうですが、この手のアプリは機種(やAndroidのver)によって正しく動くか動かないか、多々あります(機種依存が激しい。)
いきなり購入はせずに、まずは無料版で動作を確認してからにしましょう。
総評:無料はCrapeMyrtle製、アプリごとに設定したい場合は有料でHDM Dev Team製
最後に簡単におさらいです。
画面回転アプリを選ぶ目的として、私のようにシンプルに「横にしたい時にパッと横に切り替えたい!」
これは通知領域から切り替えられて、必要最低限の制御項目がそろったCrapeMyrtle製のRotation Controlが良いです。
もしアプリごとに細かく設定したい場合は350円の有料ですが、HDM Dev Team製のローテーションコントロールという選択。
無料期間は2日間です。

以上、参考になれば幸いです。