おもしろスマホアプリ研究部
ゲームアプリ

まるでタイムリープ小説を読むように壮大で難解な物語をプレイする【ネタバレあり】

4月1日の画像

これからある作品を紹介します。

ですが少しネタバレなので嫌いな人は、下にスクロールする前に戻った方が良いです。

 

この作品、色々と感想とか読んでいると物語に感動したってのが目に付くのですが、自分は少し切り口を変えて紹介したいと思います。

というのも、タイムリープもの(が既に多少ネタバレなのは申し訳ないです)ってやっぱり内容が難しいです。しばしば自分の理解が追いつかなくなります。

自分の場合、感動以上に考え込んでしまう時間が長かったです。

だから感動作品ではなくて、物語の謎や伏線が散りばめられているのを1つ1つ紐解いていくのが好きな人向けです。

 

もう一つ大事なことは、見かけ上ゲームアプリっぽく見えますが、ゲーム要素は何一つありません。ただの読み物です。

しかし、タイムリープもの独特の難解さを考えるのが好きな人にとっては、非常に面白い読み物ではあります。

そのため、ほんと見た目RPGみたいなんでRPGの感覚でやると肩透かしを食らってしまいます。サウンドノベルの感覚でやりましょう。

 




 

基本情報と電車でプレイを想定した各レベル

* Information *

  • 題名 : 7年後で待ってる
  • 種類 : アドベンチャー
  • 記録 : セミオート
  • 画面 : 横向き固定
  • 料金 : アプリ内課金あり

* Status Lv *

  • 時間忘れ度 :
  • ★★★★☆
  • シンプルさ :
  • ★★★★★
  • 飽きにくさ :
  • ★★★☆☆
  • 頭使わなさ :
  • ★☆☆☆☆
  • 気にしなさ :
  • ★★★☆☆

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7年後で待ってる~タイトル画面

 

 

 

タイムリープを繰り返す物語の粗筋とプレイ時間

序盤部分の粗筋~主に1回目のタイムリープまで

最初にざっくりとストーリー、特に序盤部分のあらすじです。

 

主人公のハルトは春休みに7年前まで住んでいた町にやってくる。

ハルトはなぜか7年前より以前の記憶がない。唯一覚えている事は、時々夢の中に出てくる顔も名前も分からない女の子(ヒロイン)

女の子とはある場所で特別な約束を交わしているようだ。女の子は「7年後で待ってる」と話す。

7年前に交わした女の子との約束を確かめられたら、約束の場所に行けば大切なものを思いだせるのではないか。

 

なくした記憶を探すために、とりあえず近くの病院へ。聞き込みをしていく中でハルトを知る7年前の友人たちと再会する。

そしてハルトはある匂いに反応する。なつかしい香りがする・・・・・・。すると脳裏に甦るなつかしい思い出。

7年後で待ってる~回想画面

 

実はハルトの友人たちは病気を患っていた。2つの病気がキーワードとしてあがる。LMDという肺の病気、そして心臓の病気。

7年後で待ってる~病気について1 7年後で待ってる~病気について2

 

ハルトは記憶を徐々に取り戻していく中で病院の企みを知る。お金がらみなのか、それとも別の何か理由があるのか・・・。

ハルトの友人は病院の不正を暴くために1人病院をかぎ回っていた。友人の頼まれでハルトも巻き込まれ、事件が起こり、気づいたらハルトはタイムリープしていた。

7年後で待ってる~病院を探る

 

 

というのが1回目のタイムリープまで(多少前後してる部分はあります。)

その後もタイムリープの力を借りて病院や女の子との約束や、段々と真相へと近づいていくハルト。

 

この物語は主人公の記憶とヒロインとの約束と、そして病院側の陰謀とタイムリープ。大きく4つが絡まり合って奥深くも難解なストーリーへと仕上がっています。

 

 

 

1日1時間だとかかるプレイ時間は2週間

次にプレイ時間ですが、結構なボリュームです。

物語はChapterという形で章分けされていて、一つのChapterは短く10分~15分程度で終わります。

ただメインストーリーは全部で40Chapterあるので、ゆっくりやって7~10時間程度。はっきりと計ってはないですが体感的にも10時間近くかかっていたと思います。

7年後で待ってる~Chapter

 

更にいうと、一度エンディングを見てそれで終わり、ではありません。エンディング後に見られるサイドストーリー&エピローグというのがあります。

なんと全部で26話も。ただし無料で見られるのはうち16話。後の10話は課金が必要ですし、16話も30秒前後の広告動画を見る必要があります。

7年後で待ってる~クリア後画面

 

 

 

 

最大のデメリットはゲームではない事

しかしこのアプリ、ジャンルの解釈が非常に難しいです。

パッと見ゲームアプリっぽく見えますが、ただ残念な事にどう解釈してもこのアプリはゲームではありません。

 

ん、そもそもゲームって何だっけ?

思わずゲームの定義について調べちゃいましたが、一般的には何かルールがあって勝敗があるのがゲームだそうで(遊びとは違う。)

例えばRPGなら役割に沿ったルールがあって敵を倒す勝敗がありますし、アドベンチャーゲームも選択肢を選ぶことでグッドエンドかバッドエンドか決まります。

 

「7年後で待ってる」はプレイヤーが出来ることは移動することだけです。

ストーリーは決まった1本のみ。お話を進めながら目的地までマップ移動することしかできません。

選択肢もありませんし、メニュー画面もセーブするか終了するかだけです。

 

その移動方法は2通りで。移動したい場所をタップするか移動したい方向に長押しするか。個人的にはタップの方がやりやすかったです。

でも操作性は正直うーんって感じで。画面が強制的に横画面になるので片手では操作し辛いです。

7年後で待ってる~移動について

 

というより移動範囲(マップ数)がほぼ自宅と医院と病院しかないからそもそも多くないので、サウンドノベルのようなテキストベースではダメだったのかなあと思っちゃう。

本当に移動しかできないから、その移動が段々と煩わしくなってきます。

次に誰と話せば良いかがビックリマークで示してくれるので全く迷う事がないですが、逆に探す楽しみとかもない、という。

7年後で待ってる~次に話す人

 

因みにセーブは手動以外にオートでもしてくれますが、完全なリアルタイムではないので注意が必要です(正確には分からないですが細かいタイミングで記録はされていた模様。)

 

 

 



ミステリーマニアも唸る3つの難関ポイント

それでも、ストーリーは面白かったです。

レビューを見ていると名作と書いている人、ちらほら見受けられました。

 

これでストーリーが面白くなかったら記事にする気はなかったのですが、後半の怒涛のぶっとび展開に逆に”これは紹介せねば!”となりました。笑

特にクリア後のエピローグでのヒロイン視点のお話は、スケールの大きさにびっくりすると思います。マジで理解が追いつきません(汗)

 

そんなわけで、誰にでも理解できる分かりやすさではなくその逆。お話は難しいくらいが丁度良いんだよ!って人が好むような作品です。

なので終わってみたら、自分は感動よりかは、よく考えられて作り込まれたお話だなあという印象でした。

 

そんな理解をこんがらがせちゃう点を3つあげます。

 

 

 

ところどころ食い違う主人公の記憶

物語の前半は主人公の会話の歯切れの悪さに違和感を覚えてしまうかもしれません。

というのも主人公は7年前より以前の記憶を失っているため、少しずつ記憶を取り戻していくので最初はどうしても歯切れは悪くなります。

 

でも段々と思いだしてくる、のですが実は記憶と事実が違っていた、とかもしかして違うのかも?って事が特に後半に多くあがってきます。

実は主人公じゃなくてヒロインだった!?とか、「えっ、何言ってるの?そんな事はなかったよ」みたいな驚愕の事実が突然浮上したり。笑

あれ、そうなると・・・?と、こちらの理解も再構築しないといけないのが結構大変だったり。

7年後で待ってる~記憶の食い違い

 

ただ流れの中で一つかっこいいのが、主人公は最初歯切れが悪いと言ったのですが、当然周りの人に振り回される形で進行していきます。

が、色々と分かってくると段々と主人公は周りに頼るのではなくて自分で考えて行動するようになってくる、そんな主人公の成長物語でもあるんです実は。

 

 

 

立ちはだかるは病院という巨大組織

病院って命に関わる巨大な組織なので、ある意味権力の象徴的存在でもありますよね。

やはり物語のテーマの中に医療が入ってくるのはミステリーの定番、見事に物語の深さが増す要因になっています。

 

しかも、LMDという絶対に治らない肺の病気や記憶障害など話的にも重たい。病院側の人間にもそれぞれ強い思いがあります。

1人の人間は過去のある出来事をずっと引きずる形で、間違った方向への火種となってしまう。この回想シーンは心にくるものがありました。

7年後で待ってる~重い話

 

 

 

何度も繰り返すタイムリープ

唯でさえタイムリープは非現実なので想像するのもしんどいのに、「7年後で待ってる」は1回のタイムリープでは済みません。何回か行われます。

だから何度も「え、どういう事だってばよ?」状態になり、ナルトばりの理解力の低い自分の頭が嫌になってきます。笑

「あー、○回目の時に確かそんな事あったなー」とか「あ、このキャラクターがこう言ったのは○回目の時か」みたいな。

 

自分の記憶もこんがらがってくる、実は読み手も記憶障害になりかねない危険性を秘めた作品なのです!(嘘です、言い過ぎました。)

 

 

 

 

まとめると壮大なラブストーリー

実は「7年後で待ってる」というタイトルにもなるほど大事な2人の約束は後に適わないものと判明してしまいます。

でも2人とも往生際が悪かった。鉄の心どころのレベルじゃなく、もはやウルツァイト窒化ホウ素の心です(ダイヤよりも硬い物質だそうです。笑)

 

約束を果たす事は無理だと分かっても、別の方法を探し謎を紐解いていき、…どれだけ物理的に不可能と分かっても絶対にあきらめない、2人の運命に抗う物語。

まさに時を超えたラブロマンスと言える、結局のところは美しいお話なのです。

 

 

なんですけど、時を超えすぎやねん!というつっこみがプレイしたら入ると思います。その、エピローグです、はい。

しかしエピローグで本編の伏線回収が行われた時は驚きました。ちょっと忘れかけてたけど確かに”ん?”って思ってたシーンだったのでそういう事か!とすっきり^^

7年後で待ってる~タイトル画面クリア後

 

 

7年後で待ってる

7年後で待ってる

mafumi yoshida無料posted withアプリーチ

 

 




ABOUT ME
むーさん

自宅からの通勤電車時間は約40分。寝たくても満員電車で寝られないから、何となくいつもスマホいじってます。

特にこれという事もなく、半ば無意識かの如くニュースサイトやマンガアプリを起動。何かこの時間がもったいない。


スマホのアプリ。Google PlayストアとApp Storeあわせるとアプリの総数は500万以上もあるんです。まだ知らないもっと面白いアプリが沢山あるはずなんです。


電車なので、周りが気にならないような、途中でもさっと終われるような、40分の時間を忘れるような、ついでにストレスも忘れて癒されるような、そんなアプリを見つけたい。

という願望からこのブログ、がんばっていきたいと思います。