相模鉄道とコラボしたスマホ版のA列車で行こうである『相鉄線で行こう』
ユーザーレビューを見てみると、ちらほらチュートリアルが弱いといった意見があります。そのためやり方が分からないと。
実は私は『A列車で行こう』は未プレイなので興味があり、やってみましたが確かに最初は戸惑いました。
あっさりチュートリアルは終わり、さあお好きにどうぞと。→ 「えっ何をしたら良いんだろう・・・?」(ぽかーんって感じw)
一応、別にあるヘルプページを見たら結構「なるほど」となるのですが、それでも全くの初心者にとっては辛いかなと感じました。
ただ、シミュレーションゲームって最初は難しく感じても、ルールが分かればその難しさが面白さに変わる事が多いです。
A列車で行こうもやり方がわかっちゃえば段々と楽しくなっていきました。なのでこの記事では初心者目線でやり方をゆっくり見ていこうと思います。
因みに、遊び方は 初代の A列車で行こうと同じみたいで、コアユーザーからしてみたらスマホ用に簡易版、という感じみたいで。
同じくスマホ用では別途『はじめてのA列車で行こう』が出ておりますがそちらは有料。『相鉄線で行こう』は無料で遊べて、お試しに始めるには丁度良いボリュームです。
ゲームの基本情報
- 題名:相鉄線で行こう
- 種類:経営シミュレーション
- 記録:中断データはオート / 3つまで手動セーブOK
- 画面:縦向き固定(一部横向きOK)
- 料金:完全無料
全体像からつかむゲームの目的
まず最初に相鉄線で行こうにおけるゴールは何かというところ。目的を理解しておかないと全体像も捉えにくくなり、ゲームに入り込む事ができません。
相鉄線で行こうは鉄道のシミュレーションゲームですので、という事は駅が存在します。そして駅にはスタートとゴールの駅があります。
ゲームの大きな目的はシンプルに『20000系』という列車をゴールの駅まで運行させる事です。
ただそれだけだと直ぐに終わってつまらないゲームになってしまいます。なので1年以内という期限が設定されています。
期限があるゲームって大体スコアを競うのが多いですよね。相鉄線で行こうのスコアに該当するのがもう一つの目的で(ゲームの醍醐味の部分。)
鉄道のシミュレーション、なのですが大きくは鉄道沿線の 都市開発 シミュレーションなのです。もっというと会社経営シミュレーションですね。
期限内にいかに街を発展させる事ができるか、そして鉄道会社としてしっかりと利益を上げていく。ミニチュアながらもちゃんと経営を楽しむ事ができるのがこのゲームの面白い部分です。
ずっと発展し続けられるわけではなくて期限がある、その中でいかに利益を上げられるか。繰り返しになりますが大事なゲームの目的の部分です。
ゲームの最終目標はあくまで『20000系』をゴール駅まで持っていくことですが、そのために必要な列車が他にもあり、全部で4種類あります。
○ モヤ700系
プレイヤーがメインで使う工事用の列車。線路を敷いたりと何をするにも基本はこの700系を動かします。

○ 20000系
この列車をゴール地点の駅まで走らせればゲーム(ステージ)クリア。

○ 1~3の客車
駅から駅へとお客さんを運ぶ列車。街の発展に影響します(経営における収入の部分。)

○ 貨物列車
線路を敷くための資材を運ぶ列車。貨物列車を上手く活用して、ゴール駅までの線路を作っていきます。

リアルタイムに動く4種類の列車を常に把握する難しさ
実際にどういう風にゲームが進んでいくのかを見ていきます。
相鉄線で行こうは3つのステージで遊べますが、一番易しい最初のステージはスタートが二俣川駅、ゴールが横浜駅です。
最初に軽くマップ全体を把握した方が良いかなと、↓な感じで奥に小さくゴールと見えるのが目的地の横浜駅です。


ゲーム開始時、線路は中途半端にしか敷かれていません。どんな線路に描いていくかを自分で作っていけるところが、コツコツタイプの人はやってて楽しいと思います。
線路を敷く前に、4つの列車はどのタイミングで発車するのか。分かっているとスムーズにゲームを進められます。
4つの列車が動く条件
・700系:開始直後から動かせられる
・貨物列車:資材を置くための”資材駅”を設置したら、資材の注文から任意に動かせられる
・1~3の客車:車止めまで700系を移動させると24時間後に発車
・20000系:線路をゴール駅まで繋げられたら、24時間後に発車
発車までのタイミングは様々です。ですが発車したら、700系以外の列車は今ある線路に沿って自動で走り出します。
#このゲームの一番の難関
複数の列車が勝手に動くという事は、線路の状況によっては『衝突』があり得ます。絶対に有ってはならない事なので、何としても衝突が起こらないように考えなくてはいけないです。
これにこのゲームは毎回悩む感じです。上手くタイミングをズラしたり、衝突のない線路の敷き方が考えなくてはいけません。

実際にゴールまでどうゲームが進んでいくのか解説
では、必要最低限のゲームの特徴だけ押さえてとりあえずゴールしてみます。
線路を敷くためには全て700系を操作します。線路を敷くためには資材が必要です。なので資材を補充できるようにするために、まず『資材駅』を設置します。
設置場所まで700系を持っていくので、700系で線路を敷いたり移動したりするのは画面下の『敷設/移動』から。

タップすると時間が停止し、画面が真上の視点に変わります。画面はマス状に区切られているのが分かります。
1マス線路を敷くためには『10』資材が必要です。(ってのだけ覚えておきまして。)
移動させたいマスをタップで『決定』とすると列車は動きます。(時間停止も解除。)
今度は駅工事のアイコンを選択した状態が↓です。青いマスの中から設置したいマスを選びます。

資材駅を選択して、決定すると駅の建設完了です。

でも貨物列車から資材駅までは線路が切れているところがあるので、繋げに行きます。『敷設/移動』アイコンにて。
タップした時に、緑色の線が移動、青色の線が資材を使って線路を敷きます。

これで貨物列車を動かせるようになりましたが、このままだと700系と衝突しかねません。とりあえず700系を線路敷きながら上側に退避します。

では『資材の注文』アイコンから資材を注文します。

貨物列車が動きだし、資材駅まで行ってくれます。と同時に700系は予め存在していた駅(西谷駅)と線路が繋がりました。

貨物列車は資材を資材駅まで届けたら、勝手に元の位置に戻ります、が!ここで大事な確認が『ポイント切換』です。
列車ごとに設定できます。ポイント切換を適切な方向に設定しておかないと衝突の危険性がグッと増します。ので、貨物がちゃんと戻れるように設定します。
ポイントのアイコンのところをタップして、選択画面を出します。

無事、左に曲がってくれました(一安心。)

700系は資材が少なくなったので資材駅まで補充しに行きます。資材駅の前のマスまで移動するだけです。

ぶっちゃげると今の手順を繰り返してゴールの駅まで線路を繋げたらこのステージはクリアです。それだとこのゲームの面白さを味わえないのでちょっと経営っぽい事をしてみます。
先ほど、折角駅と繋がったので、環状線を作って反対側にも新しく旅客駅を建設してみます。
旅客駅は駅工事から選択できて、資材駅とやり方は同じです。

↓こんな感じに環状線を作ります。

環状線が出来たので、3の列車まで線路を伸ばして繋ぎます。

線路が繋がって700系が車止めの所まで行くと、3の列車は24時間後に発車します(やはりポイント切換の確認は必須。)

700系を逃がしつつ、資材の補充もしつつ、700系はゴールの方まで進めていきます。

そうこうしていると動き始める3の列車。まもなく西谷駅。

西谷駅では35人の乗客が待機中です。

時刻表で発車時刻の設定もできます。衝突を避けるため上手く時間をズラすのに便利です。

700系はどんどん開拓していきます。

↓の画面は3の列車が環状線をぐるっと一周した瞬間です。右側に作った新駅からの乗客を降ろした事で、収益が発生しています。
乗客を沢山運ぶ事によって人の流れが活性していき、街はどんどん発展していきます。

なのですが、この記事ではもうゴールまで行っちゃいます。700系を横浜駅まで伸ばしちゃいます。

ゴール駅に繋がったら、24時間後に20000系がいよいよ出発です!

ふぁっ!? まさかの3の列車と貨物列車が衝突してしまう予期せぬ事態が。あとちょっとと油断しているとこうなります。泣

気を取り直して、20000系発車。最後は折角なので運転席視点より眺めを楽しもうと思います。画面右下のアイコンから20000系を選択。

この運転席視点だけは画面を横向きにする事ができます。更に駅到着時には、お馴染みのボイスが聴こえてきたのにはちょっぴりテンション上がりました。笑

そしてゴールの横浜駅に到着。

ほぼほぼ真っ先にゴール目指したのでひどいランクですが・・・。いかにこのスコアを上げられるか、そこに燃えられる人は結構な時間楽しむ事ができると思います。

以上です!
今回の例はシンプルに1つの客車しか動かしていないですが、本来なら3つまで客車は動かせます。
3つも同時に動くと衝突の確率は高まります。
自分なんて1つの客車だけしか使っていないのにも関わらず衝突させてしまった、のは論外かもですが・・・。
割と集中力と状況把握能力を駆使するゲームではありますね。
あと、このゲームでやれる事は本当はもっとあるので、この記事ではかなり端折ってます。
慣れるまでは大変ですが、慣れると楽しいです。
