※この記事はAndroidスマホのアプリに限定しています
Androidのスマホを使っていて、時に「ここは少し使いづらい」「ここでもう少しこうできたら…」と思うこともあるかと思います。
デフォルトの機能だけでは物足りないケースですね。
そんな悩みを解決するアプリがスマホには結構あったりしますので、定番どころではありますが、今回以下の6つのアプリについてまとめました。
- Rotation Control
- Screen Master
- Blue Light Filter – Night Mode
- コピー履歴サポート
- Game Boost Master
- My Data Manager
どれも私自身が使っていて気に入っているアプリですね。
主に以下の4点について簡単に書いています。
- ・どんな悩みを解決するアプリか
- ・アプリの簡単な紹介
- ・アプリのネックな点
- ・その他便利な機能
Rotation Control
Rotation Controlはこんな悩みを解決!
スマホの自動回転の感度が気になる時ってありませんか?
例えば、横になりながらスマホを操作していると、少し斜めになっただけなのにスマホの画面が横向きになってしまう、とかですね。
Rotation Controlのような回転制御アプリがあると、好きなタイミングで通知領域からの1タップにより、画面の向きを制御することができます。

Rotation Controlの簡単な紹介
Rotation Controlの画面制御項目数は7項目あって以下の通りですが、基本はこの7つのパターンを自在に操れる感じです。
- スマホの向きに応じて自動回転
- 縦向き固定
- 上下逆さまの縦向き固定
- 縦だけスマホの向きに応じて自動回転
- 横向き固定
- 上下逆さまの横向き固定
- 横だけスマホの向きに応じて自動回転
Rotation Controlのネックな点
難点なのがアプリごとに設定ができないことで、もしアプリごとに画面制御の設定を変えたい場合は、有料の画面制御アプリでないと厳しいです。
アプリごとに設定できたら変えたい向きが異なるアプリに切り替える度に設定を変える必要がなくて便利なんですけどね…。
その他Rotation Controlの便利な機能
保護モードの機能を使えば、ホーム画面など普通は横向きにならない画面でも強制的に向きを変えることが可能になります。

Screen Master
Screen Masterはこんな悩みを解決!
スマホでスクリーンショット(画面キャプチャ)を撮る機会は多いかと思いますが、機種によっては手順が面倒だったりします。
多いのは「電源ボタン+音量ボタン」の長押しとかですかね。
私はSHARP製なんですけど、Clip Nowという機能が最初から入っていて、スクリーンショットの撮影はClip Nowで行います。
Clip Nowの場合は画面の端を長押しして反対方向にドラッグです。
スクリーンショットを撮るのに手順が「長押ししないといけない」というのは、どうなんでしょう。結構厄介ではないですかね。
ゲームとかでこの瞬間を撮りたいと思っても、ジャストのタイミングを狙うのが長押しだと難しいです。
その点、Screen Masterを起動しておくと、画面上のボタンを1回タップするだけでスクリーンショットが撮れます。
お陰でタイミングが狙いやすくなりました。
Screen Masterの簡単な紹介
アプリを起動すると画面上に小さな丸いボタンが表示されます。

これがキャプチャ―ボタンなのですが、常に画面上に表示されているのと、画面縁上の邪魔にならない位置に好きに移動できます。
このフローティングボタンによって、ゲームとか色んなアプリの画面においてもスクリーンショットが撮影できる仕組みです。
また、通知領域にメニューが表示されるので、ゲームプレイ中でもScreen Masterを終了させたりできます。

Screen Masterのネックな点
実はどんな画面も撮影できるかというとそういうわけではなく、ステータスバーとか通知領域までは撮影できません。
これは表示画面のレイヤー(層)的に通知領域とかがキャプチャ―ボタンの上に来ているからだと思います。
なので通知領域とかを撮影したい場合は、スマホ本体に元々備わっているスクリーンショット機能を使うしかないですね。
もう1つがスマホの動作が重くなっている時。ステータスバーやナビゲーションバーが写り込んでしまう事があります。
スマホにもよると思いますが、画面上下の縁にボタンを置いておくと起こりやすいのかもしれません。
その他Screen Masterの便利な機能
Screen Masterはスクリーンショットを撮る用のわりとシンプルなアプリではあります。
多機能さはないのですが、一応画像のファイル形式はJPGかPNGから選べるのと、簡単に画像の結合はアプリ上で可能です。

メインはやっぱり1タップでスクリーンショットが撮れる、というところですね。
頻繁にスクショを撮る方は入れておいて損はないアプリかと思います。
Blue Light Filter – Night Mode
Blue Light Filterはこんな悩みを解決!
夜、寝る前にスマホを見ると眼が冴えて眠れなくなるとか、眼が疲れるといった症状を緩和してくれるアプリです。
効果は個人差がありますしあくまで体感でしかないのですが、個人的には確かに寝る直前にスマホを見ても、以前よりかは少し眠りにつくのが早くなったような気がします。
Blue Light Filterの簡単な紹介
そもそもスマホを見て目が疲れてしまうのはブルーライトの影響ですが、Blue Light FilterをONにすると画面にブルーライトを抑えるような色のフィルターをかけてくれます。

フィルターの強さは設定から、キャンドルライトや白熱灯といったようにいくつかパターンを選ぶことが可能です。

以下はゲームアプリの画面で比較。上がフィルターなし、下がフィルターあり(設定はデフォルト)です。


Blue Light Filterのネックな点
3点ありますね…。
#スクリーンショット時は解除しないといけないのが面倒
フィルターがかかった状態の画が撮れてしまいます…。
#スマホの動作が重い時はフィルターが解除されやすい
ログを見ると裏で頻繁に処理をしているとのレビューコメントがあったので、多分その影響で強制終了が走ることが多いのだと思います。
#通知領域を表示すると、通知領域にはフィルターがかかっていないので急に明るい状態に
というのを指摘するレビューコメントをちらほら見かけました。
多分、この記事(Androidの表示レイヤーと画面常駐型アプリの話)を読む限りでは、通知領域よりも上の層にフィルターをかけるというのは非常に危険を伴う難しいことなのかもしれないです。
頻繁に通知領域を操作したりでどうしても急に明るくなるのが気になる場合はもう、ブルーライトをカットするフィルムを購入して貼るしかないでしょうね。
ただBlue Light Filterを使うことで目が楽になったと良いレビューコメントも目立つ、というのは合わせてお伝えしておきます。
その他Blue Light Filterの便利な機能
基本的にブルーライトの軽減が必要なのは寝る前とか夜だと思います。
予め決められた時間になったら自動でフィルターがかかるように時間帯を設定できるので、わざわざ切り替える手間はありません。
また、スクリーンショット時に切り替えが面倒な人のために、60秒間だけ一時停止する機能があるので一応の対策はされています。
コピー履歴サポート
コピー履歴サポートはこんな悩みを解決!
スマホで文字をコピー&ペーストしたい時って操作的に長押ししないといけないのが手間ですよね。
長押しじゃなくてタップでコピペが実現できるのが、コピー履歴サポートのアプリです。
コピー履歴サポートの簡単な紹介
コピペを支援するアプリは多くあるのですが、大半のメイン機能がクリップボードを拡張する目的だったりします。
コピー履歴サポートの場合は画面上に常時専用のフローティングボタンを表示することで、タップによるコピペ操作を可能にしています。


コピー履歴サポートのネックな点
邪魔にならない大きさとはいえフローティングボタンが画面に常駐することになるので、誤ってタップしてしまう可能性はありますね。
その他コピー履歴サポートの便利な機能
コピペだけではなくて、一般的なクリップボード拡張機能も備わっているので、結構痒い所に手が届くアプリです。

アプリについて詳しくは、下記より以前に書いた記事をご参照下さい。
Game Boost Master
Game Boost Masterはこんな悩みを解決!
※先に言っておきますが、このアプリについてはわりと気休めでしかないかもしれません。私はどちらかお守り代わりで使っている感じですね。
もしスマホゲームなどをプレイしていて「重いな…」とよく感じる場合。
事前に色んなアプリを立ち上げていたとしたら、スマホのメモリを解放することでその重さを軽減することができるかもしれません。
#メモリというのは簡単にはよく使うデータを一時的に記憶している領域のことなので、SDカードや本体に保存したデータには影響ありません
1ヵ月以上使ってみての体感は「若干軽くなったのかな…?」程度で、あまり変わっていないとも言えます。ただ、一応数字で○MB解放されたと出るので解放されているのが見える安心感はあります。

ちなみにメモリについては以下の記事がわかりやすいです。この記事を見るとあまり期待できないし、さほど必要性もないというのがわかります。
⇒参考:スマホさくさくに対するメモリ開放アプリに期待して良い所、勘違いなところ
Game Boost Masterの簡単な紹介
目的がゲームプレイ時にメモリを解放するアプリですので、設定画面はシンプルです。追加ボタンから解放したいアプリを簡単に追加できるので、わかりやすいかと思います。

よく使うアプリについてはショートカットアイコンをホーム画面に設置できますので、ゲームアプリ起動時に気軽にメモリ解放するイメージですね。
また設定では、ゲームプレイ中も定期的にメモリ解放できますし、通知領域からも1タップで解放可能です。

Game Boost Masterのネックな点
あくまでメモリを解放するアプリなので、万能ではない点。あらゆる重さを解消できるわけではないです。
そもそもスマホ本体の処理能力が足りていない場合は、このアプリを使ったところで全く解決はしません。
そうなると、ゲームアプリでスマホが重くなる要因はメモリよりも処理能力の問題の方が強いと思われますので、本当にあまり意味はないのかもしれないですね…。
過度な期待はせずに、おまじない程度のご利用をおすすめします。
その他Game Boost Masterの便利な機能
さすが目的がゲームに特化しているだけあって、色んなゲーム攻略サイトへのリンク集が備わっていたり、Google Playのストアページへと簡単に行けたりします。

リンク集として入れておくのはありかもしれません。
My Data Manager
My Data Managerはこんな悩みを解決!
月々決まった通信容量を超えてしまうと速度に制限がかかるプランを使っている場合って、今どのくらい使っているのか頻繁に気になるものだと思います。
My Data Managerを使っていると、常に通知領域にモバイルとWi-Fiの使用量が表示されるので、月末までにあとどのくらい抑えたら良いかとか簡単に把握することができます。

My Data Managerの簡単な紹介
通信量の総量だけではなく、日ごとやアプリごとに使用量を確認できるので、どの時間帯にどのアプリの使用量が多かったなど、細かく分析することができるので便利です。

My Data Managerのネックな点
常駐による電池消費量に影響が出る可能性はあります。
ただ私は、以前は少し減りが速くなったような気がしたのですが、最近はあまり感じなくなりました(ずっと常駐させているのでもう気にならなくなった感じですね。)
その他My Data Managerの便利な機能
何GBを超えたら警告するようなアラームも設定できるので、とにかく通信容量を管理したい場合に重宝するアプリです。
最後に
アプリによって色々とカスタムすることができるのはAndroidの良さかと思います。
自分が使いやすい環境に仕立て上げる楽しみ方ができますので。
その分、同じ機能であっても似たような沢山のアプリが出ていたりするので、どれが良いのか迷ってしまうのも事実。
今回は6つのケースで便利なアプリの紹介でしたが、今回の情報が少しでも参考になれば幸いです。